経済指標やファンダメンタルズとの関係
株価と為替の関係でまとめてきましたが、市場の時間外でも株価と為替の関係が出てくることもあります。
最近の例で言えば、東日本大震災がよい例と思います。
地震の後株価が1,000円以上値を下げたことは記憶に新しいかと思います。
それの反動として出たのが米ドル/円やクロス円の円安です。
株を売り払ったことで残った円資金をすべて外国為替に変えたことで発生したといえます。
その後アメリカの保険会社が地震保険の支払いや日本企業が国内に資金を送るのに円資金が必要という噂が立ち、加えて復興による景気回復を見越して反転して、円高になり戦後最高値を更新することになりました。
その資金はどこに行ったのでしょうか。
それもそのまま需要のありそうなゼネコンや資材輸入関連の会社の株へと姿を変えて、日経平均も9,500円へと戻しました。
同時に調べていくとJGBこと日本国債も買われています。
日本国債も円建てでしか購入できませんので株式相場へ流れなかった円資金は国債へと流れていったということです。
日本国債もそうですが、株式についても日本を含めてほとんどの国が自国通貨でなければ買えないようになっています。
為替が変動したときに一番初めに考えるべきことは、変換するお金はどこから来て、どこへ行くのかということです。
為替介入にしても、先の協調介入にしても買ったドルやユーロはすべてどこに行ったのでしょうか。
すべて米国債やユーロの主要国の債券に変わっています。
売買の道筋を調べることで、マーケット全体を把握することも可能となっていきます。












