金と通貨

さて原油の次は金です。
金といえば日本は昔ジパングと呼ばれるほど金の産出で有名だったのですが、今は金の輸出の話はあまり聞きませんね。
それは置いておいて、今回は金と為替の関係です。
ここで疑問となって出てきそうなのですが、金はどうやって売っているか、ということです。
金の場合、きちんと国際敵な重量単位があります。
1トロイオンス400ドル(400$/oz)というようにトロイオンスでの価格となります。
前述の先物相場はすべてドル建てだとお話しましたが金については米ドル建て以外の自国通貨での取引も可能というお話をしました。
確かに金の取引は可能ではありますが、ここでまず為替の影響が出るのです。
何度も言うように先物は基本的にドル建てです。
そこがミソになります。
実は他の通貨での取引をするとなるとまず米ドルへ戻すことになるのです。
よってドルストレートで米ドルが下落すると必然的に金の価格が上昇することになります。
ご存知のとおりサブプライムローン問題以後から米ドルはだいぶ下落しています。
その関係もプラスされてか、金相場は長期的な上昇トレンドとなっています。
最近米ドルが85円台まで上がったにもかかわらずです。
金の価値がだいぶ上がっているといえます。
基本的に金自体が世界的な不況のときに買われやすいとされています。
それが影響してなのか、つい先日も史上最高値をつけたとの報道がなされました。
これは近年の最安値から比べても十数倍だといわれています。
サブプライムローン問題から考えても、確かに大きな問題がずっと続いていたという見方はできるかもしれませんね。
もっともこの事態の収拾が収まれば金の価格も大きく下がるので、それが今後の為替市場や経済へのバロメーターとして作用するかと考えてよいかと思います。
金の値段があがり続けるというのであれば、悪いほうへ進んでいるほうへ為替も張るのが最善の手といえるかもしれません。

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