スイスフラン
スイスフランというと最近はユーロの登場によって影の薄い存在となりつつあります。
しかしながら現在でも5番目のハードカレンシー(国債基盤通貨)として利用されている通貨です。
国内経済は観光や重化学工業、銀行業ということもあって輸出入がらみではスイスの変動要因というものが少ないです。
あって銀行業がらみといったところでしょうか。
また「金よりも硬い」といわれるほど世界的に最も安定した通貨です。
そもそも関税も低く、利子率も低く経済的にも安定しているということもあってユーロに加入することを拒否したことでも知られています。
ユーロに加入するにしても産業として輸出入が重視されていないためまったくメリットがなく、むしろ他国に通貨でデメリットだけだったので当然といえます。
以前は「有事のドル買い」「有事の円買い」と言われることが多くありました。
ただアメリカ経済、日本経済の悪化による円やドルの弱化がはっきりとしてきたこともあり、今年発生した中東問題の際では、通常通り円買いが行われたものの、ドルよりもユーロやポンド、それ以上にスイスフランが買われました。
この当時ユーロやポンドは利上げ期待が高くなっていたことも後押ししていた部分があると思われます。
今後の景気回復の動き次第では「有事のスイスフラン買い」ということになっていくかもしれません。
この安定性と利子率をうまく使って東欧ではスイスフラン建てのローンを組んでいるという話もあります。
ただ万が一不安定になることがあれば、ユーロ圏に問題が波及する可能性があります。
この関係性は少し抑えてトレードをしておきたいところですね。












