ユーロ

ユーロはEU圏内で使われている通貨です。
ただイギリスで使われていないなど、すべてカバーしているわけではないのです。
もともとはEU圏の各通貨からの移行は2001年からということで円やドル、ポンドと比べたらかなり新しい通貨です。
現状としてユーロ圏23カ国で使われている点を考えると、非常に広い規模で利用されている通貨といえるでしょう。
(国の広さや人口は別として)
加えてその数カ国にまたがって、大規模で使われているという点は、投機がしにくい長所を持った通貨です。
その矛先が近年ではアジア(韓国)やポンドに向かったのは記憶に新しいのではと思います。
またヨーロッパ圏で流通していることもあり、第二の基盤通貨として認められています。
2010年のギリシャ危機以降、PIGSと呼ばれる債権問題を抱えている国(ポルトガル、アイルランド、ギリシャ、スペイン)を抱えてからむしろユーロ圏からトレードの材料が増える傾向が強くなってきました。
通貨の傾向として各国の経済格差を維持したままにしてしまうところがあるため、今後も債権問題や経済不安等の問題は絶えないかもしれません。
ただ逆に経済状況の良化が見られれば、崩れにくい通貨となるのではないでしょうか。
もっともそれでも経済政策の一元化が難しく、結果的に経済格差が残ってしまうという点を踏まえて考えても、良化はあっても根本的な問題が消えない、政策金利の利上げが他の国と比べても遅れる傾向が出てくるであろうという点は否定できないでしょう。
それだけに良くも悪くもトレード材料に富んだ通貨といえるかもしれません。

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